ビーチラグビーを楽しく考えていくブログ。

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マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その2~

こんにちは。マジックマッシュです。

今回はマジックマッシュが取り組んでいるビーチラグビー練習メニューの続きです。

 

過去記事

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その1~

https://magicmush.hatenablog.com/entry/2020/08/29/093904

 

 

マジックマッシュのチーム練習の構成は

 1.ステップ練習

 2.スプリント練習

 3.ハンドリング練習

 4.フロントパス練習

 5.アタックドリル

 6.ムーブ練習

 7.アタック&ディフェンス

という順番で練習を行い、チーム練習が終了後に他チームとの練習試合を行っています。

 

前回は1~3まで投稿しましたので

今回は4.フロントパスについて記述します。

 

決まると気持ちのいいフロントパス。

長い距離のフロントパスはリスクもありますが、練習することにより成功確率は上がります。

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4.フロントパス練習

 フロントパス練習は

 ・対角フロントパス(ロングパス)

 ・ランニングフロントパス(ショートパス)

 ・パスラン

 この3種類をベースに行い、他のメニューに時間を回す場合は対角フロントパスのみを行っています。

 

 ①対角フロントパス 

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 まずマーカ等を設置し、4か所に選手を配置します。

 できればインゴールを意識した奥行き3m、幅5mぐらいの四角形を作るとよりゲームに近いイメージで練習ができます。

 

 この図では赤い番号がフロントパスを投げるポジションとなります。

 ①青がインゴールに向かって走り出します(前飛び)

 ②赤は青にフロントパスをする。☆

 ③フロントパスを投げた赤は青のポジションに移動します。

 ④以下、これをぐるぐる回します。

  *人数が多い場合はボールを2球使い、両対角からフロントパスをすれば効率よくなります。

 

 ☆ポイントは青がインゴールに入った瞬間にキャッチとなるフロントパスのタイミングです。

  インゴール内で待ってしまうようなフロントパスだと試合ではディフェンスにカットされやすいため、インゴールに入った瞬間にキャッチ=トライになるタイミングがベストであると考えます。

  青(キャッチする選手)が10m走ってからフロントパスという条件を付けると、ライナー性のフロントパスを投げないと間に合わなくなるため、条件を変えるだけでフロントパスのバリエーションも増やせます。

 

 

 ②ランニングフロントパス

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 この練習もマーカー等を配置し、4か所に選手を配置します。

 赤と青のギャップは3~5mぐらい設けてください。

 インゴールの設定の有無はどちらでも結構です。

 

 ①まず青が走り出します。(前飛び)

 ②青が走り出してから赤も走り出す。

 ③赤は走りながら青にフロンパスをする。

 ④フロントパスをキャッチした青は並んでいる赤にボールを渡し、以下繰り返す。

 

 走りながらの短いフロントパスは簡単に見えて非常に難しいスキルです。

 コツとしてはスペースにパスをするのではなく、人に向けてパスをすると成功率が上がります。

 走りながらパスは止まってのパスと違い、初速が付くため。*慣性の法則

 

 ドライブ等にも活用できます。

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 *ドライブとはボールキャリアの隣等の選手が前飛びをして裏を狙うので、ボールキャリアは走りながら短いフロントパスを狙うプレーです。

 

 

 ③パスラン練習

 パスランとは動画のとおり、ボールを持ったプレイヤーが走りながら味方にパスをして、そのままディフェンスの裏に走り、短いフロントパスを受けるプレーです。 

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 では練習方法に。

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 これまでの練習と同じく、4か所に選手を配置します。

 赤と青の幅は最初は5m~7mぐらいがいいと考えます。チーム状況に応じて狭くしたり広くしたり調整をしてください。

 

 ①ボールを持っている青が斜めに走りだします。

 ②青は走りながら赤にパスをする。

 ③青はパス後はそのまま前に走る。

 ④赤は青に短いフロントパスをして、そのまま前に走りフォローにつく。

 ⑤青はフォローに来た赤にパス。

  以下繰り返す。

 

 コツとしては、青のポジションは真っすぐ走ってパスをするのではなく、斜め45度を基準に走り、ディフェンスの裏に出るとキャッチしやすく、投げて側も投げやすいです。

 真っすぐに裏に出てしまうと頭越しや背中へのパスとなるので、キャッチする側も投げて側も難しくなります。

 

 そして、必ず走り出してからパスを心がけてください。

 パスをしてから走り出してディフェンスの裏を狙おうとすると、初速がついていなため簡単にディフェンスにマークされます。

 まずは走りながらパスをして、そのまま裏に抜ける動作を心がけてみてください。

 

今回は以上となります。~その3~に続きます。

お読み頂きありがとうございました。

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