ビーチラグビーのアタック~パスダミーその3~
こんにちは。
マジックマッシュです🍄
今回はパスダミー~その3~として、パスダミーの副次的効果について考えます。
パスダミーの主たる効果については過去の記事をご覧ください。
さて、パスダミーの副次的効果とは
ディフェンスの思考的負荷が高まる
であると考えます。
ん??思考的負荷??なんじゃそりゃ??
と思われた方もいらっしゃると思いますので、簡単に言うと
ディフェンスの考える事が増える
ということです。
ん?ディフェンスの考える事が増えるとどうなるの??
とお考えのあなた。
ディフェンスの対応が1、2歩遅れます
ディフェンスの場面を考えてください。
ボールを持っているトイメンのプレイヤーがパスをせず、ランでしか仕掛けてこないとわかっている場合、とにかく抜かれないように目の前の相手にだけ集中できます。
*スラムダンクの覚醒する前の流川と同じです。とことん1on1を仕掛けてくるやつです🏀
逆にパスしかしないプレイヤーに対しては、ランでは抜かれることがないので、パス後のスライド等を考えやすくなります。
これはディフェンスをしている自分だけが考えやすくなるのではなく
周りのディフェンスプレイヤーにも当てはまります。
「パスはないから、パスコースをきるために前に上がる必要はないな」
「ランしかないならパスを警戒する必要はないな」等
このようにアタックの選択肢が少ない場合
ディフェンスは相手の選択肢を考えなくてよいので、迷わずに対処しやすくなります。
*スラムダンクの流川が沢北にやられてしまうやつです🏀
なので、アタックを優位に進めるためには
アタックの選択肢を増やし、ディフェンスにアタックの選択肢を考えさせる必要があると考えます。
基本的なビーチラグビーのプレーの選択肢としては
・パス(フロントパス、フラットパス)
・ラン(ステップ)
・ポイントをつくる
の3種類があり
ここにパスダミーを加えることで、ディフェンスが考えなければならない選択肢が4つに増えます。
アタックの選択肢が増えるとディフェンスの考える事が増えるため対応が遅れます。
これまでパスダミーを選択肢に持っていなかった方は、パスダミーを使うことにより
ディフェンスとの駆け引きをより楽しめます。
ぶんぶんパスダミーをしていきましょう🏉