マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その1~
こんにちは。マジックマッシュです。
今回はマジックマッシュが取り組んでいる練習について書きたいと思います。
チーム練習の構成は
1.ステップ練習
2.スプリント練習
3.ハンドリング練習
4.フロントパス練習
5.アタックドリル
6.ムーブ練習
7.アタック&ディフェンス
という順番で練習を行い、チーム練習が終了後に他チームとの練習試合を行っています。
では、各項目の練習内容について説明します。
1.ステップ練習。
ステップ練習は今シーズンからウォーミングアップを兼ねて取り組み始めました。
練習内容はセブンス日本代表の林大成さんの動画を参考にしています。
スキップ→前蹴りスキップ→横蹴りスキップ→ギャロップ→前蹴りギャロップ
→グースステップ切り返し
の順番で行い、グース及びグースステップを使えるように練習に取り組んでいます。
これまではステップの上手い下手はセンスで片付けられてきた感がありますが
タッチラグビー日本代表の奈良秀明さんや林大成さん達を筆頭にステップに必要な動作が言語化され、さらにYouTubeなどで動画もアップされています。
パス等と同じで練習をすれば誰でも身につけられるスキルとして確立されてきいるので、マジックマッシュでは練習に取り入れています。
2.スプリント練習
スプリント練習も今シーズンから取り組み始めました。
こちらはビーチフラッグス世界2位の和田賢一さんの動画を参考に取り組んでいます。
和田賢一さんも足の速さはセンスではない。走り方を知らないだけ。
という考えのもとに速く走る方法を言語化して、YouTube等に多くの動画を提供しています。
簡単に説明すると、走るというのは、「短距離を速く走るスプリント」と「距離を長く走るランニング」の2種類のフォームがあり
足が遅い人はランニングのフォームで速く走ろうとしている。
なのでスプリントの走り方を身につければ誰でも足が速くなる。ということをわかりやすく説明してくれています。
ビーチラグビーでも足の速さは重要なファクターとなるため、今シーズンより取り組んでいます。
3.ハンドリング練習
ようやくラグビーボールを使用する練習に入ります。
ハンドリング練習はラグビー経験者であれば誰でも経験したことがある「中抜きパス」を中心に行います。
中抜きパスのバリエーションは距離や目的を変えて多いときは8種類前後取り組んでいます。
「ショートレンジ」「ミドルレンジ」「ロングレンジ」「バックフリップパス」
「深目へのパス」「正面向いたままパス」「スクリューパスさばき」「悪球さばき」等
基本、1種目1分✖2セットを行います。1セット終わればパス出しする人と中の人を交代します。
*3人の場合は1種目1分✖3セットを行います。
人数はあまり多くなりすぎると効率が悪くなるため、4人~6人ぐらいが理想です。人数が多すぎる場合は2組以上に分けて行います。
中抜きパスは大きく以下の4点を意識して行っています。
①首振り
パスをもらいに走り始める前に首振りをして、パス先及びディフェンスを確認することを癖付けます。
②ハンズアップ
手を胸の前に構えて、パスを受ける準備をする。
③テイクアーリー
ハンズアップした手をパスがくる方向に出す。
④ストレートラン
真っすぐ走りながらパスをする。パス先の方向に斜めに走りながらパスをしない
種目により、意識する項目を追加しますが、この4点を意識して取り組んでいます。
特に①の首振りはできていないプレイヤーが多く、試合中に状況判断できない理由につながります。
首振りができないと、ボールウォッチ(パスがくる方向に顔を向けていて、ボールの状況のみを追っている状態)してしまい、パスを受ける前にパス先とディフェンスの状況を確認できないため、パスをキャッチしてから状況を確認してから判断をするため、状況判断が遅くなります。
試合中、タッチされてから外が余っていたことに気が付いた、知らない間にディフェンスにスペースをつめられていた等の状況が発生するのは、首振りができておらず、周囲の状況を確認できていないことが原因だと考えます。
見る → 状況を確認する → 確認した状況をもとに判断する → 実行する
このサイクルを行うためには①首振りが必須となるので、マッシュでは特に意識して取り組んでいます。
今回はここまで。
残りの練習は次回に続きます。