ビーチラグビーを楽しく考えていくブログ。

日本発祥のスポーツで老若男女が楽しめるビーチラグビーを色々な方向から楽しく考察するブログです。

ビーチラグビーのアタック~パスダミーその3~

こんにちは。

マジックマッシュです🍄

 

今回はパスダミー~その3~として、パスダミーの副次的効果について考えます。

パスダミーの主たる効果については過去の記事をご覧ください。

magicmush.hatenablog.com

magicmush.hatenablog.com

 

さて、パスダミーの副次的効果とは

ディフェンスの思考的負荷が高まる

であると考えます。

 

ん??思考的負荷??なんじゃそりゃ??

と思われた方もいらっしゃると思いますので、簡単に言うと

ディフェンスの考える事が増える

ということです。

 

ん?ディフェンスの考える事が増えるとどうなるの??

とお考えのあなた。

ディフェンスの対応が1、2歩遅れます

 

ディフェンスの場面を考えてください。

ボールを持っているトイメンのプレイヤーがパスをせず、ランでしか仕掛けてこないとわかっている場合、とにかく抜かれないように目の前の相手にだけ集中できます。

 *スラムダンクの覚醒する前の流川と同じです。とことん1on1を仕掛けてくるやつです🏀

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逆にパスしかしないプレイヤーに対しては、ランでは抜かれることがないので、パス後のスライド等を考えやすくなります。

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これはディフェンスをしている自分だけが考えやすくなるのではなく

周りのディフェンスプレイヤーにも当てはまります。

 「パスはないから、パスコースをきるために前に上がる必要はないな」

 「ランしかないならパスを警戒する必要はないな」等 f:id:magicmush:20201217001956p:plain

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このようにアタックの選択肢が少ない場合

ディフェンスは相手の選択肢を考えなくてよいので、迷わずに対処しやすくなります。

 *スラムダンクの流川が沢北にやられてしまうやつです🏀

 

なので、アタックを優位に進めるためには

アタックの選択肢を増やし、ディフェンスにアタックの選択肢を考えさせる必要があると考えます。

 

基本的なビーチラグビーのプレーの選択肢としては

 ・パス(フロントパス、フラットパス)

 ・ラン(ステップ)

 ・ポイントをつくる

の3種類があり

ここにパスダミーを加えることで、ディフェンスが考えなければならない選択肢が4つに増えます。

 

 

 

 

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アタックの選択肢が増えるとディフェンスの考える事が増えるため対応が遅れます。

 

これまでパスダミーを選択肢に持っていなかった方は、パスダミーを使うことにより

ディフェンスとの駆け引きをより楽しめます。

 

ぶんぶんパスダミーをしていきましょう🏉

ビーチラグビーのアタック~パスダミーその2~

こんにちは。

マジックマッシュです。

 

前回に続いてパスダミーについて考えます。

 

パスダミーは大きく2つの考え方があると考えます。

 ①トイメンのディフェンスに対して仕掛けるパスダミー

 ②トイメンのディフェンス以外に対して仕掛けるパスダミー

 

 ①トイメンのディフェンスに対して仕掛けるパスダミーは前回の記事をご覧ください。

magicmush.hatenablog.com

 

では、今回は②のトイメンのディフェンス以外に対して仕掛けるパスダミーを考えます。

言葉のとおりボールを持っているプレイヤーの正面のディフェンス以外に仕掛けるパスダミーです。

 

このパスダミーを意識してプレーすることにより、スペースやギャップを作り出し、ランを活かすことができるため、足の速さに自信のあるプレイヤーには大きな武器になると考えます。

 

では、具体的にパターンを考えていきます。

 

1.ディフェンスのスライドを誘導する。

アタックが数的優位の場合はディフェンスはスライドディフェンスで数的不利をなくそうと対応してきます。

 *スライドせずにつめてくるディフェンスもいますが。

この場合、外側のディフェンスは、ボールキャリアがパスをしたら外側にスライドしようと考えています。

アタックはこのディフェンスの考えを逆手にとり、パスダミーをすることによりディフェンスを外側にスライドさせ、スライドしたことにより空いたスペースにランを仕掛けます。

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2.ディフェンスのプレス(ギャップ)を誘導する。

アタックとディフェンスが同数の場合やディフェンスが数的不利の状況で外側を捨てる場合

外側のディフェンスがボールキャリアがパスをしたらプレス(前に出る)するディフェンスの場合、パスダミーをすることにより外側のディフェンスが前に出てくるため、ディフェンスにギャップができ、できたギャップにランを仕掛けます。

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3.フルバックを誘導する。

前飛びをしているプレイヤーに対して、フロントパスのパスダミーをすることにより、フルバックは前飛びしているプレイヤーに対して走りだすため、フルバックが移動したスペースを狙う。

または2人前飛びをしている場合は、パスダミーをすることにより、片側にフルバックを誘導することができると考えます。

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以上のように

②トイメンのディフェンス以外に対して仕掛けるパスダミーを行うことにより

ボールキャリアの周りのディフェンスを誘導することができます。

 

パスダミー1つで、ディフェンスを誘導してアタックを有利に進めらることを考えるとワクワクしませんか??

 

パスダミーも練習、試合を通してチャレンジしていかなければ上達しないと考えます。

最初は味方もびっくりするかもしれませんがドンドンパスダミーに挑戦していきましょう🏉

 

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ビーチラグビーのアタック~パスダミーその1~

こんにちは。

マジックマッシュです。

 

今回はパスダミーについて考えます。

 

🏉結論🏉

パスダミーはボールを持っているプレイヤーのトイメンのディフェンスだけではなく、その回りのディフェンスにも効果のあるプレーです。

パスダミーを行うことにより、ディフェンスのスライド、足止め、飛び出し等を誘導することができ、スペースやギャップを作り出すことができる有効なプレーの1つです🏉

 

では、掘り下げていきます。

 

🏉パスダミーとは🏉

ディフェンスを騙すために、パスをするフリをして、パスをしないことをラグビーではパスダミーと表現しています。

サッカーのフェイント、バスケットボールではフェイクと表現されているものです⚽🏀

 

このパスダミーは大きく2つの考え方があると考えます。

 

①トイメンのディフェンスに対して仕掛けるパスダミー

②トイメンのディフェンス以外に対して仕掛けるパスダミー

 

今回は①のトイメンのディフェンスに対して仕掛けるパスダミーを取り上げます。

 

多くのプレイヤーは、パスダミーといえば①のトイメンのディフェンスに対して仕掛けるパスダミーのイメージを持っていると思います。

 

①はパスダミーをすることにより

パスダミーをしたプレイヤーのトイメンのディフェンスはパスしたと判断してしまい

視線をパス先に向けてしまったり、スライドしてしまったり、気を抜いて足を止めてしまうことにり、スペースやギャップが発生し、チャンスが生まれます。

 

では、何パターンか見ていきましょう。

 

1.パスダミーをしてトイメンをスライドさせてスペースをつくる。

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オーソドックスなパスダミーの流れです。

パスダミーでトイメンのスライドを誘導して、ランニングコースを空けて突破をはかります。

 

2.パスダミーをしてディフェンスの足をとめる。

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こちらもよく見かけるパターンです。

ボールキャリアが斜めに走りながらパスダミーをすることにより

内側から追いかけてきているディフェンスがパスをしたと判断をして(気を抜いて)足を止めてしまい、ディフェンス間にスペースが出来て抜くことができます。

ポイントは内から追ってきている赤②にボールが見えないようにパスダミーをすると足が止まりやすいです。

※パスダミー後にボールが見えなくなると、本当にパスをしたと考えてしまい、追いかけるのをやめてしまう。

 

3.パスダミーをしてトイメンをスライドさせて逆サイドに数的優位をつくる。

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最後のこのプレーは②のトイメンのディフェンス以外に対して仕掛けるパスダミーの要素も入っていますが

ボールを持っているプレイヤーの近くのディフェンス又はトイメンをパスダミーにより、スライドを誘導します。

誘導が成功すればパスダミーした方向と反対側に数的優位ができるので、余った側に切り返してパスをしてディフェンスの突破をはかります。

前記2と違う点は

・斜めに走るor走らないか

・赤②にボールが見えるor見えない

赤②に見えるようにパスダミーをすることにより、ディフェンスを寄せて逆サイドを余らせます。

 

以上のように

パスダミーをすることにより、トイメンのディフェンスを誘導することができれば、スペースやギャップ、数的優位を作り出すことができます。

 

いつも素直にパスをしてしまっているプレイヤーは積極的にパスダミーをすることにより、プレーの幅が広がるかもしれませんね🏉

 

今回はここまで。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

~パスダミーその2~に続きます。

🏉BEACH RUGBY オリジナルマスクケースが出来ました🏉

こんにちは。

マジックマッシュです🍄

*今回は番外編です。

 

🏉ビーチラグビー オリジナルマスクケースが出来ました🏉

 

関東のB1チームである「FUSION」さんが

ビーチラグビーデザインのオリジナルマスクケースを作成しました!

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BEACH RUGBY オリジナルマスクケース

マジックマッシュも微力ながら協賛として参加しております。

 
ビーチラグビーの広報用として
関東・東海・関西・九州の各地域の協賛チームに配布されております。
*1チーム100枚程度
 
希望者は、ビーチラグビーの練習時にお声かけいただければ
在庫があればお渡しいたします。
マッシュ内ではレジェンドが多く保有しているという噂です。

 

ビーチラグビーを広げるために活用していきマッシュ🍄

ビーチラグビー~アタックはスナッパーの動きが大事~

こんにちは。マジックマッシュです。

今回はスナッパーの重要性について考えます。

 

🏉結論から🏉

スナッパーの動きによりアタックの成否は大きく左右されます。

強いチームのスナッパーはスナップパスをする前に状況判断を行い、前に飛ぶのか、アタックラインに戻るのかを決めています。

スナッパーが機能しないと

数的優位も裏のスペースも活かすことができないため

スナッパーの動き方でチームのアタック力は大きく変わると言っても過言ではありません。

  

🏉スナッパーとは🏉

アタックを開始する際に両足の間からボールを後ろに投げるプレイヤーをスナッパーと呼びます。

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スナッパー

 スナッパーのスナップパス後の動きは大きく分けて3パターンあると考えます。

 ①ブラインドサイド側に下がる

 ②前に飛ぶ

 ③真っすぐ下がる

 

🏉①ブラインドサイド側に下がるについて考えます🏉

スナッパーの基本的な動きで、スナップパス後にブラインドサイド側(一般的に狭いサイド側のこと)に斜めに下がります。

センターポイントではアタック人数が少ない側に下がります。

 

ブラインドサイド側に下がる目的

サイドポイントでは2対1を、センターポイントでは3対2の数的優位の状況をつくることにあります。

なので、サインプレー等、特定の狙いがなければオープンサイドに下がることはあまりありません。

*狭いスペースに密集してしまうため、有効とは考えられません。

 

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ブラインドサイド側に下がる。

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アタック枚数が少ない方に下がる。

 

🏉②前に飛ぶについて考えます🏉

スナッパーがスナップパス後にそのまま前に飛ぶ状況としては

 1.フルバックがカバーできない裏のスペースを狙う

 2.フルバックを足止めする

 3.相手ミスからのカウンター(1と似た状況が多い)

この3パターンが主に考えられます。

 

 1.はフルバックの立ち位置が深かったり、スナッパー側と反対側に寄ったポジショニングしていた場合、スナッパーの前にスペースが出来るため、前飛びを狙います。

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 2.はスナッパーが前飛びをすることにより、フルバックを引き付け、2人目以降の前飛びに対してフルバックの対応を遅らせること狙います。

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 3.特に相手がボールを後ろに逸らしてボールダウンした場合に、速攻でカウンターを仕掛けた場合、ディフェンスの形が整えることができないため、フルバックがいない場合が多く、スナップパス後にそのまま前飛びしたほうがチャンスになる場合が多いです。

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🏉③の真っすぐ下がるについて考えます🏉

①で基本的にはブラインドサイド側に下がると書きましたが、ブラインドサイド側だけに下がることを繰り返してアタックを有利に進めていると、ディフェンスが対応してきます。

具体的なディフェンスの対応方法としては、スナップパス後に勢いよく前に出てスナッパーがパスをもらえる位置に戻る前にレシーバーへのタッチを狙い、更にミドルへもプレッシャーをかけてレシーバーのパスコースを消します。

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このディフェンスに対応するためには

スナッパーをスナップパス後に真っすぐ下がらせ、レシーバーはブラインドサイドに広がります。

この動きを行うことにより、ディフェンスは真っすぐ最短でレシーバーにプレッシャーをかけることができない上、スナッパーは最短距離でパスをもらえる位置に戻ることができます。

また、赤②は青③にプレッシャーをかけるために前に出ているため

青②から青①へのリターンパスに対応できずにアタックが有利な状況ができあがります。

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以上のようにスナッパーのゲーム理解力、動き方により戦況は大きく変わります。

 

試合や練習をしていて、数的優位が作れない、ディフェンスのプレッシャーに負けてしまう、前飛びがフルバックに対応されてしまう等の課題が出ている場合は、一度スナッパーの動きを見直してみてください。

 

他にもこんな考え方、動き方があるよ!という方は是非コメント等にて教えてください!

 

最後までお読みいただきありがとうございました🍄

 

次回はパスダミーについて考えます🏉

 

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その4~

こんにちは。マジックマッシュです。

今回はマジックマッシュが取り組んでいるビーチラグビー練習メニュー🏉~その4~です。

 

過去記事

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その1~

https://magicmush.hatenablog.com/entry/2020/08/29/093904

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その2~

https://magicmush.hatenablog.com/entry/2020/09/02/172242

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その3~

https://magicmush.hatenablog.com/entry/2020/09/14/203027

 

 

マジックマッシュのチーム練習の構成は

 1.ステップ練習

 2.スプリント練習

 3.ハンドリング練習

 4.フロントパス練習

 5.アタックドリル

 6.ムーブ練習

 7.アタック&ディフェンス

という順番で練習を行い、チーム練習が終了後に他チームとの練習試合を行っています。

 

今回は6.ムーブ練習、7.アタック&ディフェンスについて記述します。

 

6.ムーブ練習

ムーブ練習では、サインプレーやチームで統一した動きの確認を行っています。

マッシュでは基本的にサインプレーは行っていませんが、状況に応じたサインプレーは数種類持っています。というか数種類しか覚えられません。

なので状況に応じたサインプレーの確認を行っています。

 

アタックのことばかり書いていますが、ディフェンスに関してもシチュエーションに応じてスライドする、プレスをかける等のチームの約束事を併せて確認しています。

アタック、ディフェンスともにチームとしていかに連動して動けるかを意識して取り組んでいます。

 

サインは作りすぎると覚えるのも精度を高めるのも大変です。

クロス、ループ、前飛びと基本的なサインを数個作り、精度を高めるの最初は効果的であると考えます。

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7.アタック&ディフェンス

アタック&ディフェンスは5対5でゲームに近い形で行う練習です。

タッチ5回、3セットで攻守交替、ミス後のカウンター有というルールで行っています。

アタックはタッチ5回されれば一度リセットして、アタック1回目から開始です。

 

ミス後のカウンター有は攻守の切り替えを意識するため行っています。

ビーチラグビーはミス後の攻守切り替え時に大きく試合展開が動きやすいので、アタック、ディフェンスともに意識付けを行っています。

 

エリアはチームの課題や目的によって、自陣ゴール前、中盤、敵陣ゴール前とエリアを切り替えて行ってください。

特に、自陣ゴール前や敵陣ゴール前は中盤の攻め方と大きく変わってくるので、練習が必要です。

中盤からのアタックでディフェンスを崩してゲインをしても、ゴール前からのアタックではトライが取れないということも考えられます。

 

せっかく、ゲームに近い形で練習ができるので、チームの伸ばしたいところ、課題をしっかりと確認してから行いたいですね🏉

 

以上がマジックマッシュのビーチラグビー練習メニューです。

何かのご参考になれば幸いです。

アタックドリルは今後掘り下げて行く予定です。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その3~

こんにちは。マジックマッシュです。

今回はマジックマッシュが取り組んでいるビーチラグビー練習メニュー🏉~その3~です。

 

過去記事

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その1~

https://magicmush.hatenablog.com/entry/2020/08/29/093904

マジックマッシュのビーチラグビー練習メニュー🏉~その2~

https://magicmush.hatenablog.com/entry/2020/09/02/172242

 

 

マジックマッシュのチーム練習の構成は

 1.ステップ練習

 2.スプリント練習

 3.ハンドリング練習

 4.フロントパス練習

 5.アタックドリル

 6.ムーブ練習

 7.アタック&ディフェンス

という順番で練習を行い、チーム練習が終了後に他チームとの練習試合を行っています。

 

今回は5.アタックドリルについて記述します。

アタックドリルとは、ゲームの5対5の一部分を切り取った練習メニューです。

 

マッシュで行っているアタックドリルは練習参加人数やその時の課題に応じて

2対1、3対2、3対3、4対3、4対4、5対4、5対5

 から選択しています。

 

マッシュでは数的優位を活かしたアタックを好むため

3対2、4対3、5対4をメインに行っています。

 

基本ルールは

 ①アタックはスナップパスから開始

 ②アタック回数は3~5回

 ③コート幅の目安はアタック人数 ✖ 5m前後(3対2なら15m前後)

この3つです。

 

このルールに3対2では飛ばしパスの有無や4対3以上ではウイングの前飛びだけを認めたりとカスタイマイズしています。

 

アタックの主なポイントは

 ①ポイントにディフェンス2人を巻き込む

 ②素早いリスタート(リサイクル)

の2点です。

 

ポイントにディフェンスを2人巻き込み、外側に数的優位をつくり

素早いリスタート(リサイクル)でディフェンスがオフサイドラインに戻る前に

アタックを再開し、アタックが有利な状況で数的優位を活かしてディフェンスを崩すのが目的です。

 

次にディフェンスを崩す駆け引きで重要となるのが

 ・ゲインを優先するのか

 ・ポイントを作るのを優先するのか

という判断です。

 

大きくゲインできるのであればリサイクルがある程度遅くなっても良いですが

1~2メートルのゲインだけでリサイクルが遅くなるのであれば、ポイントづくりを優先してリサイクルを早めた方が次のアタック(フェーズ)が有利になり、大きなゲインを狙いやすいと考えます。

※エリアによっては1~2メートルを優先する場合もあります。

 

以上の様に

マッシュで行うアタックドリルはその状況の判断だけではなく、次のフェーズのことも考え、目の前のゲインを優先するか、ポイントをつくってリサイクルスピードを高めるかの判断を養っています。

  

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3対2

 

今回は以上となります。

~その4~に続きます。

お読み頂きありがとうございました。

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